説明
有機栽培復活を果たした農家さんのお米!
haccobaは、2021年2月に福島県南相馬市小高に誕生した Craft Sake Brewery。
haccobaのメインのお酒では、東北の一部地域に伝わるドブロク製法「花もと」に基づいて日本酒の発酵過程でビールの原料ホップを加えています。
そこを出発点として、現代のクラフトビールの醸造スタイルを取り入れたり多様な味わいをつくり出すことに挑戦しています。
この「水を編む -蘇土-」は、定番銘柄「水を編む」の別誂。
haccobaの酒粕を活用した有機肥料開発により、震災後13年ぶりの有機栽培復活を果たした農家さんとの特別なお酒です。
「震災後も諦めずに田んぼを続けてきて、本当によかった。」
東日本大震災から13年たった2024年春の田植えの朝。
米農家の豊田寿博さんは、一度途絶えていた有機栽培をようやく復活させることができました。
福島県南相馬市鹿島区で、震災前には合鴨農法で有機栽培をしていた田んぼ。
震災に伴う原発事故の影響で、有機栽培の中断を余儀なくされてしまいました。
長年大切に育ててきた土壌を、もう一度ゼロから再生していく途方もなさ。
そして追い討ちをかけるように、有機肥料をつくっていく上でおからを譲って頂いていた近所の豆腐屋さんも、2022年の地震被害でとうとう廃業をすることに。
そんな状況の中、創業当初からお米を使わせて頂いているちhaccobaに相談があり、酒粕で有機肥料を開発してみることになりました。
酒粕での有機肥料づくりはかなり難易度が高く、試行錯誤を繰り返し、なんとか2024年の田んぼから使い始めることができたのです。
ようやく夜明けを迎えた、1枚の田んぼ。
蘇った土で育まれたお米の味を、余すことなく表現したい。
通常の日本酒では20-30日ほど発酵期間をとりますが、今回のお酒は約100日。
じっくりじっくり発酵させることで、お米由来の旨味や酸味、あらゆる味が最大限引き出されています。
そして、2021年の創業当初から続けている、東北秘伝のドブロク製法「花もと」。
日本在来のホップ「唐花草」の優しい香りも、お米の美しさを際立たせてくれています。
香りには爽やかさ。
ほのかな穀物感と共にマスカットやライチのニュアンスが感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、滑らか。
ほんのり甘やかで優しい飲み口に、円みのあるジューシーなエキス感。
澱由来のミルキーさに洋ナシやマスカット、パイナップルのような果実感。
旨み感やリッチな要素はありつつも、スムーズで飲み心地良いナチュラルな味わいが楽しめます。
haccobaのお酒はすべて無濾過でオリのあるお酒です。
火入れ有無に関わらず発泡性を有している可能性がありますので、開栓の際はご注意ください。
SPECIFICATION
| 原材料 | 米、米麹、唐花草 (すべて福島県産) |
| 原料米 | 天のつぶ (アグリロード) |
| 精米歩合 | 90% |
| アルコール分 | 13% |
| 製造 / 状態 | haccoba 小高醸造所 (生酒) |
| 温度帯 | 冷酒、熱燗 |
| 飲み頃 | フレッシュな状態はもちろん、 熟成もお楽しみください |





