説明
米糠を使用したお酒!
haccobaは、2021年2月に福島県南相馬市小高に誕生した Craft Sake Brewery。
haccobaのメインのお酒では、東北の一部地域に伝わるドブロク製法「花もと」に基づいて日本酒の発酵過程でビールの原料ホップを加えています。
そこを出発点として、現代のクラフトビールの醸造スタイルを取り入れたり多様な味わいをつくり出すことに挑戦しています。
このお酒は、東京・池尻大橋にある、燗酒とお料理をペアリングで提供する「髙崎のおかん」とのコラボ酒。
店主の髙崎丈さんが手がけた本「The book of ATSUKAN」の発売に併せてつくったお酒。
日本の食文化において大切な要素である「出汁」と「米糠」を、それぞれお米と一緒に発酵させた2種類のお酒をつくりました。
この「The art of NUKA」は米糠を使用したお酒。
今回のお米は、秋田のT-FARM.田口さんの亀の尾(自然栽培)。
原料は米、米麹、そして「糠」。
お米の味わいを十分に表現するために、ほとんど磨かず(精米歩合92%)、精米時に出る米糠も取り入れ、お米をしっかり溶かしました。
精米というのは糠を取り除くプロセスですが、一般的には不要とされる”糠”にフォーカスしました。
糠は少量ずつ丁寧に焙煎。
コーヒーのように焙煎度合いによって色も香りも異なります。
実際に複数種類の焙煎度合いの糠を用いています。
香りには少々の香ばしさ。
きな粉のようなニュアンスも少々感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、フレッシュ。
甘やかで円みのあるリッチなエキス感に、ほのかな穀物感を伴うグレープフルーツのような果実感。
しっかりした酸、複雑性はありつつも飲み心地はジューシー。
余韻にかけて香り同様にきな粉の要素が感じられます。
このお酒は、火を加えることでよりお酒の魅力を引き出してくれます。
亀の尾の自然栽培がゆえの力強さの中に、焙煎した糠由来のほうじ茶や出汁のような香りが広がります。
<ネーミング・デザインについて>
「the BOOK of ATSUKAN」が、海外の方に向けて燗酒を伝えるための本と伺っていたので、お酒も同じように、『海外にいる日本の食文化に興味がある』方々に伝わりやすいデザインやネーミングを意識してみました。
artには、「芸術」という意味以外にも「技術・わざ」という意味合いもあります。
このお酒の重要な素材である出汁や糠の素晴らしさをシンプルに伝える表現として、この名前にしました。
タグデザインは、髙崎のおかんのロゴデザインや内装などを手掛けていらっしゃるブランディングデザイナーの土屋勇太さんにお願いいたしました。
過去2回の髙崎のおかんコラボのデザインも土屋さんが手掛けています。
・わらわらしやがれ
・TANIGAKIのおかん
土屋さんは、このお酒の背景にあるものを、毎回違った角度のアプローチで表現してくれます。
パッと直感的に惹かれるデザインでありながら、「このデザインにはどんな意味があるんだろう」ついつい、その先のストーリーが気になるデザインが魅力です。
haccobaのお酒はすべて無濾過でオリのあるお酒です。
火入れ有無に関わらず発泡性を有している可能性がありますので、開栓の際はご注意ください。
SPECIFICATION
| 原料米 | 亀の尾 |
| 精米歩合 | 92% |
| 日本酒度 | – |
| 酸度 | – |
| アルコール度 | 14度 |
| 酵母 | – |





