説明
酸を活かした新たな取り組み!
松露酒造が新たなコンセプトで取り組んだ芋焼酎「襲(かさね)」。
ここ数年の社会の変化や消費者の嗜好の変化によって、ソーダ割の広がりや香りに特徴のある焼酎が定着してきている中で、今後の焼酎の在り方と松露酒造としてできることとしてキーワードとして捉えたものが”酸”でした。
元来焼酎において、酸の香りや味わいは、醪の腐造を連想させるものとされ、ネガティブな評価を受けることが標準的です。
しかし、日本酒やナチュラルワイン、クラフトビールなどでは”酸”を特徴としたものも多くあり、今までと”酸”の捉え方が変わってきています。
そこで、食中酒である焼酎においても”酸”を活かした焼酎造りを目指したものが、この「襲」です。
醪の発酵に乳酸菌を取り入れ、焼酎の更なる可能性を目指しました。
織り重なる味の奥行を表現するため、メインの酒質に加え複数回蒸留のものや樽貯蔵品を基材に厳選したブレンドを施しています。
柔らかな酸を感じる立ち香、ブドウや温州みかんの香り、さつまいもの甘みを強く感じる印象です。
香りには爽やかさ。
芋焼酎らしい香りはありつつも、ほのかな樽感、みかんや白ブドウのようなニュアンスも感じられます。
口当たりには円みのある瑞々しさ。
甘やかさを感じるクリアな飲み口に、しっかりと感じられる酸、芋のふくよかな旨み。
巨峰や和柑橘のような果実感に樽由来のバニラ感も少々。
今までの焼酎にないスマートさも感じられる味わいです。
ストレート、水割り、ロック、ソーダ割と色々な楽しみ方ができますが、蔵元のオススメは5:5のとワイスアップ。
焼酎と同量の水で割ると14%になり、マイングラス形状のものでお楽しみ頂くと、独特の香りをしっかりと楽しめます。
平安王朝に萌芽し、四季折々の彩を表現した「襲色(かさねいろ)」という日本独特の文化があります。
十二単を代表するような重ねた衣装の襟元や袖をずらすことでグラデーションを生み、具象や文様を用いない配色の妙により、使用者の感性や精神性が表現されたようです。
今回の焼酎の発酵方法やブレンド、今後を担う飲み手の方々へ届けたい想い、今日蔵に関わっている全ての方々をかさね、包み込めるような銘柄に育って欲しいという願いを込めて「襲(かさね)」というネーミングとなりました。
SPECIFICATION
| 原産地 | 宮崎県 |
| 原材料 | 芋、米麹 |
| 麹 | ― |
| 製法/特徴 | 複数種原酒ブレンド |
| 度数 | 28度 |







