辻本店
辻本店は、文化元年(1804年)、現在地に酒造業を創業。
当時は美作勝山藩御用達の献上酒として「御膳酒」の銘(現在の銘柄の由来)を受け、一般には「萬悦」の銘柄で親しまれていました。
又、古来「うまさけの国」と言われたこの「美作(みまさか)」の地(岡山県北の旧国名)で
寒冷な気候、良質の酒米と水という、酒造りの好条件に恵まれた環境にあります。
長い歴史の中、地元の米、地元の水、そして地元の技で醸すことこそ、造り酒屋の原点と考え、綿々と酒造りに励んでいいます。
酒質の特徴としては、県南の瀬戸内の酒が甘口であるのに対して、すっきりとした辛口が持ち味。
それは、冬の寒さの厳しいこの地の人々が求めた味でもあります。
40余年の熟練者であった前杜氏「原田 巧」の後を引き継ぎ
平成19年より岡山県初の女性杜氏「辻 麻衣子」が酒造りを行っています。
現在の杜氏「辻 麻衣子」は前杜氏の味「コクがあって、なおかつキレのよい酒」を引き継ぎながらも
さらに「なめらかさ」を求めて若い蔵人と共に日々研究に努めています。
地元の米にこだわり、岡山県産の雄町、山田錦といった酒造りに適した米を選び、磨き、酒を醸しています。
仕込み水は、蔵の横を滔々と流れる一級河川「旭川」の伏流水を地下から汲み上げ、使用しています。
28BYからは「gozenshu the silence」という限定流通銘柄をリリース。
既存のお酒のブラッシュアップと共に、新たな取り組みにも注力しています。