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北岡本店

江戸時代の初め頃(約400年前)、吉野は山林労働に携わる人たちが一泊する宿場町として

また大和から伊勢、熊野に抜ける交通の要として栄えていました。

「やたがらす」の北岡本店はその宿場町の中心地に店を構え

創業者惣兵衛は古金屋(換金、手形の取扱い)を営んでいたといい

七代目になって惣十郎が明治元年(1868)酒、醤油、油造り等の事業を一本化し、酒造業専業に切り替えました。

北岡本店は、「日本古来の酒造り技術を伝承し、おいしい酒を通じて、心温まる人間関係の成立に寄与する」

をめざすものとして酒造りに取り組んでいます。

「やたがらす」とは神話に出てくる瑞鳥です。

神武天皇が東征の際に熊野から大和に入る吉野の山中にて道に迷われました。

その際に天の神が道案内としてつかわした鳥が「やたがらす」であると言われています。

「やたがらす」とは大きい鳥という意味であり三本足のカラスで中国や日本では太陽の精として信じられています。

法隆寺の玉蟲の厨子後側の密陀絵に三本足のカラスの象徴の日輪があります。
n熊野本宮、那智、速玉の三社の御神鳥、また橿原神宮では交通安全の守護神として祭られています。

また、日本サッカー協会での旗章に採用され日本代表のエンブレムになっています。

北岡本店では大正時代、惣太郎が吉野とかかわり深い神武天皇の伝説にちなみ「八咫烏」を商標としました。

北岡本店では、2014年に当時27歳の若さで夏目大輔氏が杜氏に抜擢。

それ以降、今までの「やたがらす」にないアプローチのお酒も醸造してきました。

ですが、専門店向けの限定流通ブランドはなく、基本的には一般流通のお酒のみの流通となっていました。

が、2023BYから『CORE(コア)シリーズ』として専門店向けの限定酒をスタートさせます。

その『CORE(コア)シリーズ』のプロトタイプとなるお酒を当店にて先行販売させて頂くことになりました。

まだまだ若い夏目杜氏、これからの進化が楽しみです。

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